2014年6月29日日曜日

Yangon から。

ミャンマー(ビルマ)のヤンゴンに来ています。

宿泊は『SEDONA HOTEL YANGON』★★★★★


















「日本ミャンマー外交関係樹立60周年記念 日本財団チャリティーマッチ YANMAR CUP」にセレッソ大阪が招待され、オフィシャルカメラマンとしてチームに同行しています。

着いてまず驚いたのが、白バイの先導で空港からホテルまでのバス移動がノンストップだったこと。ヤンゴンは、ものっすごい車社会で、あちらこちらからクラクションが鳴り響く大渋滞の中、スルスル〜っと走っていきました。一生に一度あるかどうかの国賓級待遇です!

で、次の日からも白バイの先導はつづき、渋滞を想定して立てられた移動時間は大幅に短縮されるものの、いった先のミャンマー人はのんびりしていて“待ち”の状態がつづき結果は押々。しまいには、白バイの警察官の無謀とも思える先導と交通整理に車内からは「白バイのおっちゃん、ゼッタイ楽しんどるで〜」の声が・・・。なんだか国賓級の歓迎が幾分かる〜くなってしまいました。


ミャンマーの高温多湿は想定内も、ホテルの極寒は厳しかった・・・。でもこれは極上のおもてなしなんだそう。泊まっている『SEDONA Hotel』は五つ星で、ほら、お部屋も素敵でしょ?





食事はビュッフェ形式で、さすがに五つ星とあってどれもこれも美味しいです。世界中からの宿泊客に対応するためビルマ料理とはいかないようですが、どことなく東南アジア特有のエスニックな味わいが見え隠れして絶妙です!でも、モヒンガー(ライスヌードル)はありましたよ!



で、肝心の「YANMAR CUP」。
セレッソ大阪が1-0でミャンマー代表に勝ちました。

そして東南アジアといえば・・・
スコールは大ビンゴ!!  


あっ、なんだか写真展の会期中にごめんなさい。

明日には戻ります。^ ^   ムタ

2014年6月27日金曜日

クレヨンしんちゃん。

新宿の時計屋さんで個人的に心底懐かしいものを発見しました!
小学校低学年の頃、両親から誕生日プレゼントでもらったクレヨンしんちゃんの目覚まし時計です。
















最初はとても大切にしていましたが、だんだんストレス発散の道具になり
壁に投げたり、ライターで炙ったり、分解したりした記憶があります。
そんな私の暴力にも耐え抜き、高校生頃まで活躍してくれていました。

今でもアラーム音を思い出せます。
(クレヨンしんちゃんの声で脳内再生してください)
「おぉ〜じかんだぞ おげんきだして おげんきだして
おきればあ〜? おらまたねるぅ〜」
もちろん私もまた寝ていました。
私が二度寝のプロになったのはこの目覚まし時計が原因な気がします。

いやしかし、本当に懐かしいです。
これ売っているんでしょうか。

ハヤシ

2014年6月25日水曜日

日本代表 1 - 4 コロンビア代表

2014 FIFA World Cup Brazil “Match #37”

「われわれの力は、こんなもんじゃない」(ザッケロー二監督)と意気込んで挑んだコロンビア戦でしたが、惨敗。世界との差をまざまざと見せつけられるかたちで、本大会から姿を消すこととなりました。

コートジボワール戦でドログバ選手途中出場後の「あの2分間」(内田選手) 同様、後半頭から出場したコロンビア代表のハメス・ロドリゲス選手への対応が後手にまわり全体のバランスが崩れ、山口選手を投入し対応させるまでの十数分間に勝ち越し点をゆるしてしまいました。

グループリーグ突破のために勝つしかない日本代表は、得点を奪うため前がかりに攻め続けましたが、焦りとピッチ状態の悪さ(いつもよりロングボールが多かったのもこのせいか、しかし相手も同じ条件ではあるのだけれど)もあり、ミスからカウンターをくらい失点をかさねてしまいました。

日本代表らしく主導権を握って戦えた時間帯もありましたが、“ここぞ” というときの迫力や決定力に、まだまだ世界には力が及ばないのかと思いました。

ちょっと、頭の整理ができずにいますが、これまでの、そしてこれからの日本のサッカーを、どう見て行くのか。昨日発売のサッカー専門新聞「エル ゴラッソ」(web版 BLOGOLA もオススメ)の中でスポーツジャーナリストの西部謙司氏が「スタイルとは、勝つための合理性と国民の嗜好性のバランスから生まれる。戦術的な合理性の検討とともに、ファンが今回の結果とどう折り合いを付けるかによって、進むべき道は決まってくる」と書かれていました。

このような今大会の結果を受けたとしても私は、4年前の守って守ってカウンターというリアリズムフットボールより、今回、選手たちが口々に発した「自分たちらしいサッカー」である「自陣よりも敵陣で戦う」(原博実専務理事兼技術委員長) ロマンティシズムフットボールを見続けたいと思います。ほんの少しの、しかしインテンシティーのあるリアリズムというバランス感覚を育みながら。「勇気とバランス」。この “日本のスタイル” をこれからも継続してもらいたいと切に願います。

おつかれさまでした。  ムタ


2014年6月20日金曜日

日本代表 0 - 0 ギリシャ代表

2014 FIFA World Cup Brazil “Match #22”

日本代表は試合開始早々の2分、中央で相手ボールをインターセプトした山口選手が、そのままダイレクトで右サイドの大久保選手へ、大久保選手はドリブルで相手二人のマークを剥がすと中央へ折り返し、そのリターンを山口選手がダイレクトでシュートを放つ。ボールは相手ディフェンスに当たりこぼれ球を拾われるも、その瞬間、ボールを持った相手選手に対し本田選手、長谷部選手、山口選手、岡崎選手が一斉にボールを奪わんとプレッシャーをかける。惜しくもファールとなってしまいましたが、素晴らしい攻守の切替えと、強い気持ちが見えた良い試合の入りでした。

勢いそのままにゲームをコントロールし続けた日本代表でしたが、結果はスコアレスドロー。勝ち点1獲得にとどまりました。ゲームの潮目は38分。この日、2枚目の警告を受けたギリシャ代表の21番が退場になったところでしょうか(その後のレフェリングも含めて)。

ギリシャ代表は最終ラインと2列目の間に21番をアンカーに置く布陣で、その21番の選手は本田選手の監視役を務め、攻撃時には起点となる少々厄介な選手でしたが、その両脇にはスペースがあり、そこを大迫選手、大久保選手、本田選手が狙い目として上手く使えていました。しかし、21番が退場した後のギリシャ代表はコンパクトな2ラインを引いてスペースを消し、日本代表は数的優位にもかかわらず、攻めあぐねる結果となってしまいました。

この試合で、疑問に感じたのが指揮官の采配。コートジボワール戦では、長谷部選手に変わって後半の途中に出場した遠藤選手と、スタートからピッチで戦っていた選手との間に生じた齟齬によりバランスを崩した反省からか、ギリシャ戦では後半頭から交代することで、おそらくハーフタイムの15分間に戦略の落とし込みが行われたと思われ、後半も良い流れでゲームを支配することが出来ましたし、57分の大迫選手と香川選手の交代も絶妙だったと思います(とは言うものの、今までに試したことの無い岡崎選手の左SHへの配置や、香川選手投入後の1トップに大久保選手ではなく岡崎選手の起用などには首肯しかねますが)。

しかし終盤、得点が欲しい日本代表指揮官は、コートジボワール戦に引き続き、吉田選手を前線に上げたパワープレーを選択。おいおい、高さを捨てて繋ぎ倒すんじゃなかったのかよ!って突っ込みを入れたくなりましたが、セオリーとしてパワープレーは妥当(それやったら豊田選手を選んどけよって言いたい)か。しかし、その時には完全にギリシャ代表の足は止まっていました。それを考えるとパワープレーではなく、仕掛けてほしかった。

そして、使われずに残ってしまった「一枚のカード」・・・。ギリシャ代表のバイタルエリアと背後にはスペースが無かったので、柿谷選手という選択は難しかったのかもしれません。でも、ドリブルで仕掛けられる齋藤選手に賭けてみても良かったのでは?

“たられば” を言っても仕方がありませんが・・・。選手たちは頑張っていただけに・・・。

でも、まだまだ終わった訳ではありません!
ここまで来たら信じるしかありませんしね!   ムタ

p.s.
でも、ヨシトくんとアツトくん、決めるところは決めようよ〜。


2014年6月15日日曜日

【 ハチテンゴ !!! 〜マドノソトハヒロイ〜 】

ココ ↓ どこだか分かります?

















そう、ウチなんです。サードディストリクトギャラリー。

昨日は、お隣さん、ていうか上の階の『8bit cafe』さんの8.5周年記念を祝うイベントで、あんかけさんの閉店とともにウチは、8bit cafeの分店(?別館?支店?)となりました。

8bit cafe さんは、「オトナになって、どんどんすくなくなっていくあの「ホウカゴのたまりば」をサイゲンしよう。」をコンセプトとした、'80年代サブカルチャーバーです。

とても素敵な空間ですよー。 ぜひぜひ〜! HPはこちら >>

で、一夜明けてギャラリーに来ると、まったく何もなかったようなデフォルト状態。。。

安掛正仁写真展「蛞蝓草紙」は、本日20時までです。

お見逃しなく!  ムタ

コートジボワール代表 2 - 1 日本代表

2014 FIFA World Cup Brazil “Match #06”

どういうゲームプランで挑んだのか、よく解らない90分間でした。

スタートは、1トップに大迫選手、ボランチに長谷部選手を起用。離日後のトレーニングマッチでの4失点を懸念しての守備重視という指揮官のメッセージだったのか。試合の入りは明らかに硬さが見られましたし、本田選手の待望の先制ゴール後も、なんだか迷いながらのゲーム展開のように見えました。

失点も指揮官が大久保選手投入を戸惑っている間に起こりました。あんなふうにベンチがバタついていると、ピッチ上の選手たちの集中力が途切れ、失点を喫することはよくあるんですよね。途中の、1トップに本田選手、3シャドー左から大久保選手、香川選手、岡崎選手の配置換えのときも、明らかにベンチとピッチでの意思疎通ができていなかった。それに、なぜ左サイドを攻められて、クロスを上げられた時にマークに行けていなかったのか。私も頭が真っ白な状態でよく思い出せないでいるのですが・・・。

先制後、とくにドログバ選手が途中投入されると、完全に受けにまわってしまいました。
1点を守りきって、いわゆる “ウノセロ” に持ち込むようなチーム作りはしていなかったはず。確かにドログバ選手は凄かった。ただコートジボワール代表は、状態の悪いトゥーレ・ヤヤ選手も含め怖い相手ではなかっただけに残念です。

とはいえ、切り替えるしかないっすよね。試合後に解説者の岡田武史さんが「これは、日本のサッカーにとって必要な結果だったんだと、今は試されているんだという気持ちで、乗り越えていかないといけない」と仰っていました。

そう、つぎ、勝てば良いんでしょ!
ザックさん、いつも言ってるじゃないですか、「勇気とバランス」だって。  ムタ

2014年6月12日木曜日

DIALOGUE 01 石垣裕 X 金村修

当ギャラリーで展示をしました石垣裕さんが、金村修さんと対談を行いました。

画面左から石垣さん、金村さん、そして私。

















対談の内容は当サイトにて近日公開します。

お楽しみに!

那須悠介


2014年6月9日月曜日

2台目。

BiG mini F がついに壊れてしまいました。
思い返せば5年間、本当に本当に雑に扱いました。
カバンの中に適当につっこんだり、落としたり、ビールこぼしたり。
でも元気に写真を撮ってくれていました。











表示がへんてこになりました。











友達が描いてくれた性格悪いパンダ。

地味に寂しいです。

ハヤシ

2014年6月7日土曜日

日本代表 4 - 3 ザンビア代表

またもや早い時間に先制点を許してしまいました。

ザンビア代表は、高い位置からパスコースを限定し連動しながらボールサイドに人数をかけてくる日本代表の特徴を突くべく、組織的にサイドを変えながら空いたスペースを狙ってきました。9分の失点シーンもザンビアは、中央右寄りに起点をつくり大きく左へサイドチェンジ。そこから中央にボールを運びながら日本の選手を真ん中に集めておいて空いた右のスペースへ、そしてクロスを入れてゴール(あっ、ここでの左右はザンビアから見てです)。
日本は完全にボールウォッチャーですよ。まんまと揺さぶられてしまいました。

シュートを打った選手には「アフリカ特有の1対1の間合い」に気をつけたいと言っていた内田選手の対応でしたが、ボールがニア側の選手にあたってコースが変わるという、ちょっと不運なところもありましたが、最後のところで体を寄せきれずにやられてしまいました。コートジボワール戦を前に、身体能力の優れた選手のリーチの長さのようなものを体感できて良しとしますか・・・。
ボールの取り所やセカンドボールに対してもそうですが、普段だったら収まりそうなパスやトラップに、足がニョキっと出てきて奪われてましたもんね。

でも、そんな相手に対して徐々にアジャストしていくと、74分に同点ゴールを決めた香川選手は、中央の遠藤選手からのパスを左サイドで受ける瞬間、緩急をつけたダイレクトの切り返しとドリブルで完全にマークを外していましたし、直後の本田選手のゴールに至るまでの森重選手は、最終ラインからの長い距離を周りの選手を使いながら持ち上がっていくドリブルなんて迫力がありました。相手もズルズル下がるしかなかったですしね(それにしてもアシストする直前のモリゲの切り返しはスバラシかった!)。

そしてハイライトは後半のロスタイム。途中出場の青山選手のおそらくファーストプレーだったと思いますが、彼らしい縦への勝負球に大久保選手が裏に抜け出しながら右足でコントロールし左足でゴールに蹴り込んで勝ち越し。解説者の?応援団??まぁどっちでもいいのですが、松木さんが「まるでアフリカの選手のような」みたいなことを言ってましたが、実に日本人らしい(と言うかヨシトらしい)テクニックだったと思います!

ちょっと得点シーンを振り返ってはしゃいでしまいましたが、やっぱり良くない試合内容でした。高い位置からボールを奪って攻め抜く姿からはほど遠く、熱さのせいか攻守の切替えも遅く、しつこいようですが先制点を許し、またもやセットプレーから失点。リードした後の「ゲーム運びの拙さ」(本田) などなど課題が山積みです。

でも、まだまだあと八日もあるし大丈夫でしょう!
本田選手の調子も徐々に上がってきましたしね!

それともう一つ、日本代表のCKはあまり効果的とも思えないショートコーナーを繰返すばかり、ともすればアタッキングサードでの崩しのトレーニングのためのリスタートのよう。もしかして、とんでもないデザインプレーを幾つか隠し持っているのでは? な〜んて期待しているのですが。。。

それにしても、ザンビアは知的で良いチームだったなぁ〜。それを指揮するフランス人は、
なんと36歳なんですって。  ムタ


2014年6月3日火曜日

安掛正仁写真展「蛞蝓草紙」

安掛正仁写真展「蛞蝓草紙」開催中! >>
6月15日までです。
















ひさびさの新作写真なんで、ワクワクしているのです。
写真集の出版にあったて、は当然新作と向き合うわけでもなくそれが昨年10月から続いていたわけですから、いわば代謝したものの反芻というわけで、なかばというより完全に牛と化していたのであります。
で、新作なわけです。この写真はほとんどが4月からの1.5ヶ月の写真です。
いったん牛と化してしまった、いわば牛人、スナップも牛歩のごとくのっろのろとして、はたしてスナップといえるのか。
そのおかげでか、いままでとはちょっと違う牛人草紙・・あっ、蛞蝓草紙となったような気がします。いい写真ばかりです。
蛞蝓もあらたに後をつけはじめました。
まあ、ごらんになっていただければ幸いです。

土日は在廊したいます。


営業です。

写真集うってます。税込み4100円です。
消費税アップのせいで価格がアップしてしまいました。皆さんはどうかわかりませんが、アップついでにアップアップなわたくしを助けると思って1冊いかがですか。

損はさせません。いい写真集でいい写真揃いです。

またプリントも販売しています。A3+で三万円です。展示以外の写真集に掲載のプリントも販売できます。紙は月光シルバーだったりします。展示もシルバーです。こちらもぜひアップアップしてご購入いただければとてもうれしいです。

ではみなさん、ごきげんよう さようなら。

あんかけ

コスタリカ代表 1 - 3 日本代表

お仕事で、見れなかった方へ速報マッチレポートです。^ ^

試合開始早々の50秒にコスタリカのFKの流れから10番にシュートを許すが、直後に大久保が決定機を向かえる。その後は日本ペースで試合が進むも、数々のチャンスを決めきれないでいると、31分に右SB内田の背後をコスタリカの15番に取られクロスを上げられると、右ウイングの位置から中央に流れてきた10番に合わせられ先制点を奪われる。

しかし、後半も日本がゲームを支配していく中での60分、コスタリカのCKのこぼれ球を拾ってカウンターを発動。岡崎が長い距離をドリブルで持ち上がり、バイタルエリアで左右に揺さぶると本田のパスを内田がスルーし、走り込んできた途中出場の遠藤がゴールへ流し込んで同点に追いつく。80分には山口の縦のフィードを起点に柿谷→香川→柿谷とセレッソ大阪ラインで中央を崩し切り、最後は香川の右足で勝ち越し。そして後半ロスタイム、香川がゴール前にふわりと上げたパスに岡崎がつぶれ、こぼれ球を柿谷が冷静にゴールネットをゆらし、3-1で日本が逆転勝ちを収めた。(21:00 レイモンド ジェームス スタジアム/アメリカ)


今日の試合は、結果にこだわるようなゲームではないなか「勝ち癖をつける」(内田篤人)ためにも、3得点すべて違った形でゴールができたのは前向きに捉えていいように思います。前半、守備のところで攻めているときのリスクマネジメントやパスコースの限定など、連携のところでバタつく場面があり、それがそのまま失点につながったり、ラインが揃わずCBの真ん中を割られてヒヤッとするシーンなどありましたが、後半はうまく修正できていて、ボールの取り所もはっきりして良かったと思います。今のうちに課題が出ておいた方が良いですしねー。

コンディショニングも青山選手、大迫選手を先発から使えたし、ケガあけの内田選手も70分まで出場時間を引っ張れたのも良かった。ポジションでは今野選手を左のSB、大久保選手を右SHで試せたりと準備は上々じゃないっすか? 柿谷選手もゴールを決めたし! それにザックさんは「主導権を握りながら日本のサッカーをするんだというメンタリティー」の部分でも満足そうでした。

あとは、本田選手が本調子に戻ってくれれば大丈夫でしょう。

ムタ