2015年1月25日日曜日

AFCアジア杯2015 準々決勝敗退。。。


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星玄人「STREET PHOTO EXHIBITION 19 」


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AFCアジア杯2015 準々決勝敗退。。。

日本 1 (4PK5) 1 UAE(2015.1.23.18:30K.O.スタジアム・オーストラリア)
得点:7' マブフート 81' 柴崎
STATS 日本/UAE シュート:35/3 CK:18/0 ファウル:17/15 ポゼッション:68%/32% パス数:799/398 クロス数:54/4


仕事が終わり慌てて帰宅してからテレビの前にたどり着いたときには、すでに得点がうごいていた。UAE先制     。それを示すスコアを目にしても理解するまでにしばらくの時間を要した。帰りすがらグループリーグでの盤石の3連勝と、イランとの試合で見せたUAEの戦いぶりを思い出しながら、今日の試合は絶対に大丈夫だという自信があった。ひょっとして選手の中にも同じような感覚をもった者もいたのではないか。自信ではなく慢心というメンタルを・・・。

先程、序盤の部分をようやく録画で見たのだが、開始早々の乾貴士の決定機と、それで得たCKから岡崎慎司のヘディング、この二つのシュートは確実にゴールマウスを捉えていた。しかし、これが「いつかは点が取れるだろう」という気の緩みを助長したのかもしれない。直後にカウンターからウラを取られ、その数分後に失点し、さらに自陣ゴール前でミスを犯して決定機を作られている。序盤のこのすべてのミスに絡んだ吉田麻也は試合後に「ゲームに入り切れなかった」といい。長谷部誠も失点場面を振り返って「確かに集中していなかったです。ボールホルダーにいけていなかったし、DFラインは寝ていた」と呈した。

それでも10分を過ぎたあたりからようやく目を覚ます。守備は強度を増し、あわやのシーンも49分の一度だけ。攻撃では奥行きと幅をうまく使いながら数多くの決定機を作り出した。ハビエル・アギーレ監督も次々と交代カードを切って勝負に出ると、81に交代出場の柴崎岳が本田圭佑の繊細な落しからゴールを決め同点に追いつく。しかし90分で勝負がつかずそのまま延長戦へ。

延長開始直後。それまで献身的に長い距離のスプリントを繰返しつづけていた長友佑都の右足が悲鳴をあげてしまった。当然UAEはその長友のサイドを狙ってきたが、長谷部や逆サイドの本田までもが長友のフォローのために走る。その様は感動的ですらあったのだが、ピッチ上のバランスは崩れ、混乱をきたし異様な雰囲気のままゲームは停滞していった。

延長後半。アギーレ監督が修正を図る。ケガをした長友をインサイドハーフの位置に上げて守備の負担を軽減させる。長友のいた左SBには右SBの酒井高徳をスライドさせ、右のSBに柴崎を配置し戦いの方向性を定めた。これで日本は蘇り再び攻めたてた。いかに共通理解が組織にとって大切かがよくわかる。しかし得点が生まれないまま120分が過ぎPK戦へ。そうして、とりわけ責任感の強い選手が決めきれず、ベスト4進出には至らなかった。

それにしてもUAEは良いチームだった。序盤は日本に臆することなく前からプレッシャーをかけてきたし、長いボールはほとんど蹴らず細かくワンタッチ、ツータッチで繋げてきた。先制後は深く守り中央を閉め、最後のところでは身体も張った。マハディ・アリ監督は人を替え、配置を変えて日本に的を絞らせない。すごく日本のことを研究してきたなと感じたが、それはPK戦のときに柴崎以外のすべての選手が蹴った方向に、GKが飛んだことでも窺い知れる。ほとんどの選手がロンドン五輪でともに戦ったとのことで、あらためて育成の重要性も感じた。

これで、連覇はもちろんのこと、公式戦の場で豪州や韓国もしくはイラクといった強豪と戦う貴重な経験を失ったし、コンフェデ杯への出場も断たれた。ゲームの入り方と決定力不足・・・。試合後に代表戦最多キャップ数を誇る遠藤保仁が「これだけチャンスを作っても負けてしまう、サッカーの怖さをあらためて学んだかなと思う」といったこの言葉がこの試合のすべてかな。悔しい・・・。  ムタ

選手のコメントは「サッカー|スポーツナビ」より


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